アウディ,VWの車検・修理・整備はマーキーズへ

お店の駐車場から出る時にぶつけてしまわれたそうです。
ドアはかなり大きく凹んでおり板金だとプレスラインが歪んでしまう為、交換が必要になります。
また色は純正色のカラーナンバーだけで調色すると他のパネルと違いが出てしまうので色の褪せ具合等も調色して塗装が必要です。お客様とお打ち合わせ行い、費用的にも仕上がり的にも一番ベストな修理させていただきました。

リフトで上げてみるとトランスファーのオイルシールからオイル漏れていました。ここは定番箇所で殆どの車両で漏れがあります。漏れが酷くなるとマフラーに垂れてオイルが燃える匂いがしてきます。マフラーを外して、シールを交換し清掃すれば完了です。

リフトに上げ診断開始です。オールロードはV6ターボかV8NAとどちらも大きなエンジンを搭載されているのでオイル漏れ診断も一苦労です。
特にV6ターボはターボ特有のインテークパイプ形状をしているので目視では見えません。ある程度分解しながら鏡等を使って隈なく診断していきます。
今回はいくつか漏れ個所を見つけましたがお客様との相談のうえ一番漏れが酷かったタペットカバーパッキンの交換を行いました。もちろん修理も手間がかかり、インテークパイプ等を外さないと作業できません。オールロードはその他にもウィークポイント的な漏れ個所が多く、またタイミングベルト交換やエアサス故障等メンテナンスが大変な車です。

早速アウディテスターVASにて診断開始です。点灯後消灯したとの事でしたがやはり現在故障としてではなく過去故障としてエラーが残っていました。今回は各コントロールユニットに異常電圧のエラーが入力されていました。車両には異常が出た瞬間の車の各情報が記録されているのでそれをもとに診断していきます。今回の異常はどうやら発電機であるオルタネーターが以上に高い電圧を発電してしまって起こっているようです。しかし現在異常が無い以上これ以上の確証が得られません。その事をお客様には十分にご説明しオルタネーター交換を行いました。作業後は長めの試運転を行いテスターにて最終チェックを経て返車いたしました。

現象を確認してみるとかなり酷い振動があり、吹け上がりもとても悪いです。テスターにてエラーを確認すると全気筒でミスファイヤ（不燃焼）が入力されていました。
しかしこれだけでは原因が特定できませんので、全気筒不具合がでる箇所の実測値や単体点検で原因を絞っていきます。今回判明した原因はイグニションコイル、通常の車では気筒数と同数付いているパーツなのでその内の一つが壊れるのが定番ですが、このエンジンの場合は一つのイグニションコイルで全気筒まかなっているので壊れ方によっては今回の様に
全気筒不具合になります。修理は問題のイグニションコイルを交換して作業完了です。

現象確認の為一晩工場に置いておくと左フロントの車高が落ちていました。アウディテスターを当てコンプレッサーや各ソレノイドの状態を確認していきます。今回は異常が見られませんでしたので、エア漏れと断定し、漏れ箇所を探していきます。その結果フロントショック内で漏れていることが確認できましたので交換することとなりました。交換後のチェックでは異常も出ず修理完了です。

現象を確認するとガラガラというような音と僅かな振動を感じます。現象が出るタイミングや状況を確認していきながら原因を絞っていきます。今回はファンベルトのアイドラプーリーと張力を保つためのテンショナーが原因と特定しました。欧州車がメーカー車種問わず弱い傾向にあるパーツです。この車種では交換は簡単ですが、モデル、エンジン、グレードによってはフロント周りをごっそり外す重作業になる場合もあります。

まずは試運転を行います。確かにタイヤのロードノイズの様な音が左Fからしています。次いでリフトアップし点検を進めていきます。通常ですと疑わしいのはハブベアリングですが、今回ハブベアリングのガタはありませんでした。点検を進めていくとデフサイドベアリングにガタがあるのを発見しました。整備はベアリングの打ち替え、付随するシール類を交換して
作業完了です。